2018/11/07 18:45



はじめまして!

TRYPEAKSのプロジェクトに参画している、株式会社スペサン(Special Thanks Inc.)代表の植松と申します。今回は、オーナーの山口さんに続きまして、僕自身の「TRYPEAKSな瞬間」についての記事を書いてみたいと思います。



・株式会社スペサンについて

まず、今自分が経営している株式会社スペサンという会社は、「人を幸せにする心震える瞬間の創造」を理念に掲げ、サプライズやウェディングのプロデュースやCultiveという企業の文化づくりを行う事業を通じて、多くの人の心を震わせ、その連鎖によって世の中を幸せにしていくことを目指す会社です。

人から人へ大切な想いを伝える瞬間が、より良いものになるようにお手伝いすることで、想いを贈り合う人たちの絆を深めることで、幸福な人を増やしたいと思い、会社を経営しています。


・自分の原体験

この会社の起業に繋がる、僕の挑戦の原点は、高校・大学時代に熱中していたダンスです。高校時代から全国大会に出るなど、学生時代の僕にとって、ダンスはずっと毎日の中心にありましたが、特に大きな経験は、大学時代、当時ストリートダンスサークルの部長をやっているときにつくった公演でした。この千秋楽の舞台上、最後にお客様に挨拶をした瞬間に、僕の心は表現できないくらい激しく震えました。

自分たちが死力を尽くしてゼロからつくったもので、お客様が感動して涙してくれている光景を見て、舞台上で、涙が止まらず、一歩も動けず、ただ頭を下げることしかできなかった。あのときの感覚は、今でも鮮明に思い出せます。

あんな風に、誰かの心を震わせる瞬間を、これからも作り続けたい。そのフィードバックを頂けることで自分の心も震わせて、ワクワクしながら生きていたい、そんなことを強く思った強烈な体験でした。

そして、これだけの感動の瞬間を「ステージの上のパフォーマーとお客様」という関係だけに留めておくのは勿体無いと考えるようになりました。


・サラリーマン時代の想い

大学を卒業して就職したのは、人材輩出企業と言われ、起業していく人も多い会社でした。その時の自分は「自分の人生の使命と思えるものと出会ったら、それに挑戦できる人間でいたい」と考え、その会社を選んだのでした。どこかの会社に一生いることがイメージできなかったということでもあります笑。

その会社では、夜遅くまで仕事をする日も多かったですが、週末を使って、自分の将来に繋がりそうな挑戦を色々としていました。ダンスを通じて感じた、あの感覚を得るための挑戦です。

例えば、友人の結婚式の演出をお手伝いしたり、プロポーズの1日をプロデュースしたりといったことで、最終的には、直接の面識が無かった方も紹介して頂いて、プロポーズをお手伝いするようになりました。その時に、僕は心の底からワクワクしていました。お客様の笑顔や涙を目の前で見るうち、そのワクワクはもう抑えきれなくなっていました。

そんな時に、ふと自分が死ぬ時のことを想像したのです。なぜそんな光景が思い浮かんだのかは、覚えていませんが、とてもリアルな光景でした。

病室で横になる自分が目を閉じていくとき、「あぁ、あのときやりたかったことに挑戦しなかったな…」という言葉が頭をよぎるイメージをしたのです。この後悔を抱えながら人生の最期を迎えることが怖くてたまらなくなりました。

そして、学生時代から同じ想いを持ってダンスに打ち込んできた仲間とともに、起業することを決意したのです。


・大小様々な山の連続

起業してから、本当に大小様々な山が絶え間なく目の前に現れました。何もかも初めての経験で、ゼロから自分たちの手を動かし、足を動かして、前に進みました。お客様と共有する感動が何よりのエネルギーで、それがあったからこそ、少しずつ山を越えていくことができたと思います。

今では、以前に比べて多くのお客様に選んで頂けるようになり、大手企業とコラボしたキャンペーンも手がけるようになったりと、「人の心を震わせる」という価値を、様々な場面で伝えさせて頂いています。

山頂を目指して少しずつ山を登っていけば、また新たな山頂が見え、山を越えたと思ったら、それはさらに大きな山の麓でしかなかった、ということの繰り返しですが、自分の心に正直に、最高の仲間と事業に挑戦できていることは、本当に幸せなことだと感じます。


・TRYPEAKSとの出会い

そして僕は、TRYPEAKSと出会いました。会社の仲間を通じて、オーナーの山口さんに出会い、「挑戦を支援するビールをつくりたい」というコンセプト、山口さん自身のストーリーに惹かれて、この世界観を一緒につくっていきたいと強く思いました。

元々クラフトビールが大好きで、色々なビアバーで飲み歩いていたので、話を伺ったときは、とても興奮したことを覚えています笑。

どこかでビールの仕事に関わりたいと思っていた僕にとって、想いに共感するビールをゼロからつくる瞬間に立ち会える機会に巡り合ったことは、本当に運命だったと感じています。今、TRYPEAKSのプロジェクトでは、山口さんの想いを伝えるコンセプトづくりや、クリエィティブ業務にスペサンのメンバーたちと関わっています。この仕事によって、僕たち自身も、挑戦する人にしか見えない絶景を見たいと思っています。


・心震える瞬間を増やしたい

何に対しても、僕自身が挑戦する理由は「人を幸せにする心震える瞬間」をつくりたいからです。サプライズやウェディングの現場をプロデュースすることも、大好きなビールをつくることに関わることも、全ては人が人に想いを伝え、絆が深まり、心が震えるという幸福な瞬間の連鎖を起こしていくためにやっています。

まだまだ、今いる場所から挑める山は限られていますが、これから、もっと高い山を目指して登っていきたいと思います。

TRYPEAKSで繋がった皆様、一緒に、最高の絶景を眺めましょう!


これからも、どうぞよろしくお願い致します!

お読みいただき、ありがとうございました!


植松健佑



TRYPEAKS TOPへ      Stories一覧へ